息を呑む超絶技巧-02

芸術の秋! 思い立って街へ出かけます。ティーナは留守番です。

日本橋にある三井本館は1929(s4)年の竣工で、国の重要文化財です。
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三井本館の7階にある、レトロな雰囲気に溢れた三井美術館に行きました。
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開催中の展示は「驚異の超絶技巧!」
今回は、明治と現代の工芸が、対比できるように展示されています。
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“origin as a human”高橋賢悟(1982生)
アルミの鋳造による膨大な細かなパーツでできています。テーマは、生と死 ?
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“一刻:皿に秋刀魚”前原冬樹(1962生)
なんと一木造りの木彫に油彩。皿に浮く魚骨の精緻さに、執念を感じます。
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(画像はネット上から拝借しました)

勿論、安藤碌山の精緻な牙刻など明治の技もさることながら、負けず劣らず
若い作家の作品が精緻な世界を継承しているのが、大変心強く感じました。

“大工図刺繍額”昇竜 なんと刺繍画でこの迫力!
銀糸が見る角度により淡い光を放って、その表情に吸い込まれてしまいます。
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(画像はネット上から拝借しました)

作品が放つ、作者の執念と、伴に流れる膨大な時間に、圧倒されました。
展示の詳細は コチラ。前回の記事は コチラ です。

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裏勝り

先日、銀座松屋で開催中の 特別展「白洲正子ときもの」を見てきました。

独自の美意識を貫いた白洲正子の、着物を中心にした和装小物や器などの
品々が、150点ほど展示されています。
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特に着物に興味があるわけではありませんが、戦前、戦後を駆け抜けた、
白洲次郎のダンディズムには、とても興味があります。

正子が、主人の着物としてせめて一枚ぐらいはと、呉服屋の福田屋千吉に頼
んで、2年ほどしてできてきた羽織が、唯一の男物として展示されていました。
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福田屋千吉は、正子に頼んで次郎に会わせてもらい、イメージを膨らませて
一年ほどたって結城紬の渋い着物ができたが、羽織の裏が思いつかず、羽織
だけができなかった。悩んだ挙句、次郎の生まれ年の干支にヒントを得て、
虎の皮の絵を自分で描いて裏地にしたそうです。 (白洲次郎の流儀より)
二年越しの製作期間と、その執念とも言えるこだわりに敬服しました。
良き時代の話とはいえ、これぞ裏勝りの美学。その作品を観ることができました。
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(画像は白洲次郎の流儀より拝借)
実物は思いの外、虎の皮の黄色が沈んでいましたが、なかなかの作品でした。
でも、裏勝りは抑圧された美学で、羽織を脱がないと見ることができない、微妙な
自己満足のバランスに支えられています。

ふと、こんなものを思い出しました。
白洲次郎が着た、三宅一生の特別仕立てによるミンクの裏地のコート。
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(画像は白洲次郎の流儀より拝借)
これは裏勝りというより、現代に通じる、粋の極み “底至り” かな?
裏地に大切な機能があることによって、美意識を超越していたかもしれませが、
もしそうであれば、それは更に究極の自然体なのでしょう。

我々のDNAに連綿と引き継がれている美意識は、微妙な自己満足のバランス
の中で育まれていることを再認識しました。

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やっぱり重文

先日、江戸中期に洋画の手法を取り入れた、秋田蘭画を観に行って来ました

六本木ミッドタウンのサントリー美術館に行きました。
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ここから先は、撮影禁止です。
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小田野直武は、かの有名な解体新書の挿画を描いた人です。
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(ネット上で画像を拝借しました)

重要文化財の「東叡山不忍池」小田野直武 (ネット上で画像を拝借しました)
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残念ながら本物は、期間限定展示だったので見ることができませんでしたが、
近景と遠景の極端な構図と、近景の精密な描写と陰影表現は、コピーでも
なかなかの大迫力で見入ってしまいました。やっぱり重文はすごい。

はっきり言って、作品の完成度は今一つの物が多い感は否めないのですが、
江戸中期に洋書を模写することによって、今までの日本画にない陰影や反射、
遠近法などの手法に挑戦した、進取の精神に感心しました。

ミッドタウンンに、屋外アイススケートリンクがOPENしています。
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新年早々の初美術館でしたが、この日は15,000歩も歩いて疲れましたァ~

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夏の締めくくり

夏の締めくくりに、上野の東京都美術館に行って来ました。
一週間早ければ“藝祭”を覗けたのですが残念。

いつもながら入り口の、my sky hole 85-2 光と影 1885 にご挨拶。
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(嘗てルナpapaは、作者の井上武吉 先生のアトリエに通ってお世話になりました)

ポンピドゥーセンター傑作展 6/11~9/22 を見てきました。
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ここから先は、写真撮影はできません。
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20世紀(1906~1977)に、フランスで活躍した作家と作品を、1年ごとに時系列
で並べた展示はとても明快でした。特に1945年のブースは展示無しで、頭上の
小さなスピーカーから流れる“バラ色の人生”のBGMが印象的でした。
また、作品ごとに添えられた、作者の一言は作品を理解する一助となります。
作品や作家と向き合うというより、時の流れを俯瞰する展示内容でした。

若手の建築家、田根 剛氏が手掛けた、部屋の対角線状に配置されたパネル
展示のデザインは、人の流れに沿って理解しやすくシンプルで好感が持てます。
2階の円形の展示室は、壁面の作品と、中心部の円形のテーブル上に作者の
説明が分けて展示されている為、混雑していると見通せず、動線も交錯して
いました。でも、広々として、ホッと一息できる空間でした。

会場の出口に設けられた、リサとガスパールの記念撮影コーナー。
このカップルは、ポンピドゥーセンターがお家なんですって?
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my sky hole にお別れして、都美館を後にします。
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動物園から精養軒脇の坂を下ると、不忍池からの涼風が心地よい夕べでした。

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子供の動き

ちょっと一息、夕方のちひろ美術館東京に行きました。

アプローチ廻りの緑が、随分深くなっています。
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季節が良いので、中庭にもイスとテーブルが出ています。
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花が一杯の、ちひろの庭。
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今日の展示は“ちひろのムーブマン” ~5/22
母の優しい眼差しが感じられます。(画像はネット上から拝借しました)
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いきいきとした、子供ならではの“動き”がテーマです。
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少し長目の手足や、細い指が言葉以上に語りかけてきます。

日中は、カフェテラスも随分混雑していた様子です。
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ご近所のこの美術館は、いつもながら、ほのぼの気分になります。

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プロフィール

SundayLunapapa

Author:SundayLunapapa
アラ還のテリア大好きオヤジ
住んでる所:東京杉並のはずれ
好きな場所:木漏れ日の芝生の上
好きな事:昼寝
好きなスポーツ:テニス
好きな食べ物:イギリスパン
好きな飲み物:ジンジャエール
開設: 2009.08.12.

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